「現代の徳川家斉」か、それとも時代の歪みか? 令和の「一夫多妻生活」が問う日本の家族観
「現代の徳川家斉」か、それとも時代の歪みか? 令和の「一夫多妻生活」が問う日本の家族観の背景について、専門知識を詳しくお届けします。
彼が繰り返し口にする目標がある。江戸幕府の第11代将軍・徳川家斉だ。家斉は生涯で50人以上の子どもをもうけたことで知られるが、渡部氏は「54人の子どもを作って歴史に名を刻む」と本気で語る。現時点で複数の子どもが誕生しており、それぞれの女性との間に新しい命が育まれている。
SNS上では「子どもの養育費はどうするのか」「将来、子どもが学校で肩身の狭い思いをするのではないか」という懸念が絶えない。経済的な裏付けのないまま子どもの数を増やすことに対する倫理的批判は当然の反応だ。しかし当人は、「子どもたちは大勢の母親と兄弟に囲まれて幸せに育つ」と主張し、従来のカチッとした「父親像」をあざ笑うかのように持論を展開する。