血圧は普通なのに脈が速い?心拍数との関係に潜む危険なサイン

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生体データを正しく読み解く第一歩は、混同されがちな用語の定義を正確に把握することです。心拍数と脈拍の違いについて、医療現場では明確に区別されています。心拍数とは「心臓が1分間に拍動(収縮)する回数」を指し、心電図などで電気信号を捉えて計測します。一方、脈拍は「心臓から送り出された血液の波が手首や首などの動脈に届いた回数」です。健康な状態であれば両者の数値はほぼ一致しますが、期外収縮や心房細動といった不整脈と血圧変動が起きている場合、心臓が空打ちして脈が手首まで伝わらず、「心拍数より脈拍数が少なくなる」現象(脈拍欠損)が生じます。

そして、心拍数と血圧の関係を理解する上で外せないのが血圧の決まり方です。血圧は「心拍出量(1回の拍動で出る血液量 × 心拍数) × 全身の末梢血管抵抗(血管の硬さや細さ)」という計算式で決まります。つまり、心拍数は血圧を構成する要素の1つに過ぎず、血管が広がっていれば心拍数が上がっても血圧は上がらない、あるいはその逆も起こり得るという構造になっています。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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