1秒の定義が変わる?セシウムから光格子時計への歴史と最新再定義の真相

1秒の定義が変わる?セシウムから光格子時計への歴史と最新再定義の真相について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。

Q1:光格子時計で1秒が再定義されたら、自分のスマホやパソコンの時刻合わせはどうなりますか?
A1:日常のデバイス設定を変更する必要は一切ありません。NICTなどが配信する日本標準時(JST)のバックエンド(大元)の基準信号がさらに強固で狂いのないものに置き換わるだけであり、OSやネットワークのNTPプロトコルを通じて自動的に反映されます。

Q2:セシウム原子時計は今後すべて使えなくなってしまうのですか?
A2:破棄されるわけではありません。光格子時計は極めて高度なレーザー制御を要するため、現時点では国家機関などの大型設備が中心です。実務的なインフラ機器やGPS衛星の車載・宇宙機搭載用としては、小型化・堅牢化が進んでいるセシウム原子時計やルビジウム原子時計が今後も現場の実用的な基準器として重用され続けます。

Q3:うるう秒が廃止されると、地球の自転とのズレで昼夜が逆転することはありませんか?
A3:理論上はズレが蓄積しますが、昼夜が目に見えてズレる(例えば1時間ズレる)までには数千年単位の時間がかかります。2035年以降は、数分から最大1時間程度の差が生じた段階で、数百年から数千年に一度まとめて調整を行う仕組みが議論されており、現代を生きる私たちの生活リズムが崩れる心配は全くありません。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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