しづらいとしずらいはどっち?文化庁基準と恥をかかない公用文ルール

しづらいとしずらいはどっち?文化庁基準と恥をかかない公用文ルールの疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

企業や組織において、属人的な国語力に依存したままでは、公式Webサイトや提案書、プレスリリースで表記揺れが頻発してしまう。オウンドメディアや社内レギュレーションを策定する際は、明確な判断マニュアルを共有しておくことが欠かせない。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

日常のテキストコミュニケーションにおいて、どのような基準で表現を選択すべきか、状況別の指針を以下に提示する。

【「しづらい」「しにくい」を厳格に使い分けるべき場面】
公的機関向けの提出書類、法務関連文書、取引先への重要提案書、企業の公式プレスリリースを執筆する担当者。これらの文書では「しずらい」の誤用は厳禁であるのはもちろんのこと、私情を挟まない客観的記述が求められる箇所ではすべて「しにくい」に統一し、心理的障壁を明示したい箇所のみ「しづらい」を選択するのが知的な表現設計である。

【「しづらい」の過度な使用を控えるべき場面】
顧客へのトラブル対応メールや社内インシデント報告書。「対応しづらい状況です」と書くと、「面倒がっている」「やる気がない」という甘えや消極的な態度として相手に受け取られかねない。こうした場面では「対応が困難でございます」「対応いたしかねます」といった、責任の所在を曖昧にしない明確なビジネス用語への言い換えが求められる。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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