友達の仮面を被る敵「フレネミー」の心理と特徴|見分け方と縁切り術
友達の仮面を被る敵「フレネミー」の心理と特徴|見分け方と縁切り術を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
ネット上のQ&A掲示板やSNSでは、フレネミー被害に対して「本音で腹を割って話し合おう」「こちらの嫌悪感をしっかり伝えれば分かってくれる」といった牧歌的なアドバイスが散見されます。しかし、臨床現場の知見から言えば、これは最悪の悪手と言わざるを得ません。
第一の誤解は、「相手に罪悪感がある」という前提です。カバートアグレッションを仕掛けてくる人物は、自身の内面にある嫉妬や加害欲求を「相手が自慢したから」「相手が無神経だから」と、すべて被害者側の責任にすり替える心理防衛機制(合理化・投影)を持っています。正面から「あなたのその言動で傷ついた」と伝えても、反省するどころか、「そんなつもりじゃなかったのに被害妄想がひどい」「傷つけたと言われて私がショックを受けた」と被害者ポジションを奪い取り、周囲にあなたの「攻撃性」を吹聴する材料に利用されるだけです。
第二の誤解は、「自分に非があるから狙われた」という自責の念です。フレネミーが標的に選ぶのは、落ち度がある人間ではありません。むしろ「共感力が高く、人を疑わない心優しさ」「他者より秀でた才能や魅力、恵まれた環境」を持つ人物こそが最大のターゲットになります。あなたが悪いから攻撃されているのではなく、あなたの持っている輝きが、相手の劣等感を耐え難いレベルで刺激してしまっているのです。
なお、自らの悪意で周囲を操り続けたフレネミー末路は、極めて孤独です。一時的には巧妙な立ち回りで人を陥れることに成功しても、時間の経過とともに「あの人と関わるとろくなことが起きない」と周囲が察知し、健全な人間から順に離脱していきます。最終的には同じような攻撃性を持つ者同士で傷つけ合うか、誰からも本音を打ち明けてもらえない完全な孤立に陥る運命を辿ります。