鬼滅の刃・黒死牟の正体と最期!なぜ鬼に?縁壱への嫉妬と壮絶な結末

鬼滅の刃・黒死牟の正体と最期!なぜ鬼に?縁壱への嫉妬と壮絶な結末とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

無限城における黒死牟との戦いは、本作屈指の凄惨かつ緻密な総力戦となりました。相手取ったのは、現鬼殺隊最強の岩柱・悲鳴嶼行冥、鬼のような闘争心を持つ風柱・不死川実弥、黒死牟の血を引く子孫である霞柱・時透無一郎、そして鬼を喰ってその力を宿す不死川玄弥の4人です。

開戦直後から黒死牟の力は圧倒的でした。天才剣士である無一郎の左手首を一瞬で切断して柱に磔にし、実弥の腹部を切り裂き、悲鳴嶼の鉄球と斧を交えた神技すらも月の呼吸で迎え撃ちます。しかし、鬼殺隊士たちは自らの命を完全に投げ打つ覚悟で連携を紡ぎました。

無一郎は胴体を両断されながらも残された力で日輪刀を赫刀へと変化させ、黒死牟の腹部深くに突き立てて再生を阻害。玄弥は黒死牟の折れた刀と髪を喰い、血鬼術「木化の銃弾」を撃ち込んでその巨体を根で拘束しました。その隙を逃さず、悲鳴嶼の鉄球と実弥の連撃が炸裂し、ついに上弦の壱の頸が切り落とされたのです。

しかし、絶望は終わりませんでした。黒死牟は猗窩座と同様に「頸の切断を克服」し、頭部を再生させます。しかもその姿は、頭部に角が生え、全身から無数の刃が突き出した、武士の面影を完全に失った異形の怪物でした。勝利を目前にして凍りつく鬼殺隊士たち。しかし、当の黒死牟自身の攻撃が突如として止まります。

柱の放った攻撃と玄弥の血鬼術が原因ではありませんでした。不死川実弥の白刃に映った「己のあまりにおぞましい化け物の姿」を目にした瞬間、黒死牟の精神は音を立てて崩壊したのです。

「私はこんな姿になりたくて400年も生きてきたのか? 弟に勝ちたかった。神仏に選ばれたあの男に追いつきたかった。だが、武士としての誇りも、人間の尊厳も捨て、醜い化け物に成り果ててまで生にしがみつくこれが、私の望んだ姿なのか――」

自問自答の果てに生への執着を完全に喪失した黒死牟は、赫刀による細胞破壊と精神の自壊が連鎖し、崩れ落ちるように灰となって消滅しました。彼を討ち滅ぼしたのは、鬼殺隊士の命懸けの刃であると同時に、彼自身の中に最後まで残っていた「人間・継国巌勝の武士の誇り」だったのです。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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