ロードスター幌の静音革命!インシュレーター後付けの遮熱と防音
ロードスター幌の静音革命!インシュレーター後付けの遮熱と防音の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
1989年の初代誕生以来、マツダ・ロードスターが一貫して追求してきたのは「人馬一体」のドライビングプレジャーだ。無駄な贅肉を削ぎ落とし、ドライバーの意思にリニアに反応する俊敏性を実現するため、歴代モデルは徹底的なグラム単位の軽量化を断行してきた。特に現行のNDロードスターにおいては、主査を務めた山本修弘氏をはじめとする開発陣が骨格から部材一つひとつに至るまで構造を見直し、ピュアスポーツとしての資質を研ぎ澄ませた経緯がある。
しかし、ソフトトップ(幌)という構造体そのものが抱える物理的限界は避けられない。軽量でシンプルな開閉機構を誇る単層・複層クロス生地のルーフは、金属ルーフに比べて圧倒的に遮音・断熱性能が劣る。自動車工学におけるNVH対策(騒音・振動・ハーシュネスの抑制)において、天井部は外部からの音波が最も透過しやすいアキレス腱だ。エンジンの快音を楽しみたい一方で、路面から伝わる高周波のロードノイズや大型トラックとすれ違う際の風圧音は、キャビン内に容赦なく反響してしまう。