【年代判別】ウールリッチのタグで価値がわかる!羊の向きと白タグ徹底解説
【年代判別】ウールリッチのタグで価値がわかる!羊の向きと白タグ徹底解説に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
ウールリッチの歴史を語る上で欠かせない二大名作、マウンテンパーカーとアークティックパーカにおけるタグの変遷を見ていきましょう。
マウンテンパーカーに見られる「三角タグ」と70年代の証拠
60/40(ロクヨン)クロスを採用したマウンテンパーカーは、1970年代に爆発的なセールスを記録しました。この時期のアウター類に多用されたのが、通称「三角タグ」と呼ばれる三角形の織りネームです。
襟元に配された三角タグには、中央にブランドロゴと右向きの羊が配置され、下部に「MADE IN U.S.A.」の表記が入ります。三角タグが付いたマウンテンパーカーは70年代製であることが確実視され、裏地のウールライニング(バッファローチェック等)の状態が良いものは、現在でも古着市場で高い支持を集めています。
アークティックパーカの年代判別|アメリカ製から欧州ライセンスへ
1972年、アラスカのパイプライン建設作業員のために開発されたダウンジャケット「アークティックパーカ(Arctic Parka)」。初期の70年代モデルには白タグが配され、過酷な寒冷地に耐えうる分厚いダウンとコヨーテファーが惜しみなく奢られていました。
80年代に入ると「紺タグ」へ移行し、90年代中盤以降はイタリアのWP Lavori社によるライセンス生産(モルドバ製、カナダ製、ベトナム製など)が中心となり、スタイリッシュなシルエットへとモダンナイズされていきます。本物のアメリカ製オリジナル・アークティックパーカを狙うなら、白タグまたは紺タグに「MADE IN U.S.A.」が明記されている個体を探すのが鉄則です。