あめんぼの歌で発声練習!プロ直伝の滑舌が劇的に変わる完全解説

あめんぼの歌で発声練習!プロ直伝の滑舌が劇的に変わる完全解説の全体像を詳しく解説してご紹介します。

「あめんぼの歌」として親しまれているこの詩の正式名称は、大正時代から昭和初期にかけて活躍した大詩人・北原白秋が児童向けに編纂した『五十音』です。まずは、練習の土台となる全文を確認しましょう。

【五十音(あめんぼの歌)全文】
水馬(あめんぼ)赤いな。ア・イ・ウ・エ・オ。
浮藻(うきも)に小蝦(こえび)も泳いでる。
柿の木、栗の木。カ・キ・ク・ケ・コ。
啄木鳥(きつつき)こつこつ、枯れ木枝。
捧げを取りに。サ・シ・ス・セ・ソ。
隠戸(ゆうど)にぬすびと、忍び入る。
立ちましょ、喇叭(らっぱ)で。タ・チ・ツ・テ・ト。
トテトテタッタと飛び立った。
蛞蝓(なめくじ)のろのろ。ナ・ニ・ヌ・ネ・ノ。
納戸(なんど)に頬刺(めざし)と、糸車。
鳩ぽっぽ、ほろほろ。ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ。
日向(ひなた)のお部屋で遊ぼうよ。
舞々(まいまい)捩子巻(ねじまき)。マ・ミ・ム・メ・モ。
梅の実落ちても、見もしまい。
焼栗、ゆで栗。ヤ・イ・ユ・エ・ヨ。
山田に灯のつく、宵の家。
雷鳥(らいちょう)は寒かろ。ラ・リ・ル・レ・ロ。
蓮華(れんげ)が咲いたら、瑠璃(るり)の鳥。
輪まわし、万歳。ワ・イ・ウ・エ・ヲ。
植木屋、井戸換(いどが)え、お祭りだ。

「あめんぼ赤いな」という冒頭のフレーズに対して、「アメンボは赤くないのでは?」と疑問を抱く方も少なくありません。これには諸説あり、白秋の故郷である福岡県柳川の水郷地帯に生息する特定の水生昆虫の色彩を指したとも、朝焼けの水面に照らされたアメンボの姿を描写したとも伝えられています。詩的なリズム感(七五調を基調とした韻律)と鮮烈な情景描写が見事に融合しており、声に出したときの心地よさと調音の負荷が計算し尽くされた構造を持っています。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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