腰椎すべり症でやってはいけないこと|悪化を防ぐNg習慣と正しい対策

腰椎すべり症でやってはいけないこと|悪化を防ぐNg習慣と正しい対策に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。

「腰痛にはストレッチや腹筋運動が効く」という常識は、すべり症の患者にとって極めて危険な罠になり得ます。特に腰椎を過度に反らすストレッチ(コブラのポーズや上体反らし)は、すべっている椎骨をさらに前方へ押し出す物理的な外力として働き、神経根をダイレクトに挟み撃ちにして激痛を誘発します。

筋トレにおけるNG種目も明確です。上半身を大きく起こすクラシカルな上体起こし(シットアップ)や、重いバーベルを担ぐスクワット、デッドリフトは腰椎に壊滅的な剪断力(ズレる力)をかけます。体幹強化を目指す場合でも、腰を静止させたまま深層筋を刺激するプランクなどの種目を、専門医や理学療法士の指導のもと慎重に選択しなければなりません。

また、整骨院やクリニックで古くから行われてきた機械による牽引療法も悪化のリスクをはらんでいます。すべり症の不安定な腰椎を一方向に引っ張ることで、かえって靭帯の弛緩を招いたり、引っ張られた反動で神経の摩擦が増大したりするケースが少なくありません。痛みが走る施術や反動をつける運動は、直ちに中断する決断が必要です。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest