つるなしスナップエンドウ育て方|支柱不要の罠と大量収穫の極意
つるなしスナップエンドウ育て方|支柱不要の罠と大量収穫の極意に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
家庭菜園の限られたスペースで栽培する際、最も注意を払うべき生物学的リスクが連作障害です。エンドウをはじめとするマメ科植物は、土壌中の特定の栄養素を偏って消費するだけでなく、根から分泌される物質や土壌病原菌(フザリウム菌などによる立枯病・萎凋病)の影響を極めて受けやすい性質を持っています。一度マメ科を育てた土壌では、最低でも4〜5年はマメ科の作付けを空けるのが鉄則です。
プランター栽培を行う場合は、古い土の使い回しを避け、市販の清潔な野菜用培養土を新しく導入するのが最も安全で確実な選択肢となります。容器は、根が深く伸びる性質を考慮して、深さ20cm以上・幅60cm前後の標準プランター、または深型の丸型鉢(8〜10号)を用意してください。排水性を高めるため、底面には必ず鉢底石を2〜3cmほど敷き詰めることが必須条件です。
ポットで育苗してから定植する場合、あるいは直まきした後の「間引きと苗の植え付け手順」にもプロならではの基準が存在します。発芽後、本葉が2枚程度展開した段階で、生育の良い元気な苗を1か所あたり2本残して間引きます。1本立ちにするよりも、2本を寄り添わせるように育てることで、お互いの茎が支え合い、風による揺れを緩和する効果が得られます。苗をポットからプランターへ定植する際は、株間を15〜20cm確保し、根鉢を崩さないよう細心の注意を払って浅植え気味に植え付けます。