なぜ地下鉄はアルミ風船禁止?架線ショートの危険と対策
なぜ地下鉄はアルミ風船禁止?架線ショートの危険と対策の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
地下鉄の給電システムには、頭上に架線を張る「架線集電方式」(東京メトロ東西線・千代田線、都営新宿線など)のほかに、線路脇に敷設した3本目の給電レールから集電する「第三軌条方式」(東京メトロ銀座線・丸ノ内線、都営大江戸線、大阪メトロ御堂筋線など)があります。
「天井に架線がない銀座線や丸ノ内線なら、風船が浮いても安全ではないか」という誤解がネット上などで散見されますが、これは大変危険な認識です。第三軌条方式では、足元のサードレールに直流600V〜750Vの高電圧が露出しています。浮いた風船を捕まえようとして子どもが線路を覗き込んだり、浮遊した風船の紐(金糸や銀糸が編み込まれた導電性の紐)が線路に垂れ下がってサードレールに接触したりすることで、感電事故や短絡火災を引き起こすリスクが存在します。
そのため、東京メトロ 風船 持ち込み ルールや各事業者の旅客営業規則において、架線方式・第三軌条方式を問わず全線で均一な規制が敷かれています。