円と接線の方程式で解けない決定打とは?3つの解法と裏ワザを完全網羅

円と接線の方程式で解けない決定打とは?3つの解法と裏ワザを完全網羅について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

ネット上の学習相談掲示板やSNSでは、「点と直線の距離を使ったら接線が1本しか出てこずパニックになった」「計算ミスを疑って15分無駄にした」という悲劇的な投稿が毎年散見されます。ここに、解法Bを採用する際の最大の落とし穴が存在します。

円外の1点から円に向けて引く接線は、図形的に必ず「2本」存在します。それにもかかわらず、傾きを $m$ と置いて立式した2次方程式を解いた際、$m$ の値が1つしか求まらない(あるいは1次方程式になってしまう)現象が起こります。この真相は、「$y$ 軸に平行な直線(傾きが存在しない直線 $x = k$)」が接線のうちの1本になっているからです。

直線を $y - b = m(x - a)$ と置いた時点で、数学的には「傾き $m$ が有限の値として定義できる直線」しか表現できていません。傾きが無限大(垂直)となる直線を無意識に除外してしまっているのです。もし円外の点 $(a, b)$ の $x$ 座標が円の半径 $r$ と一致している場合(例えば円 $x^2+y^2=4$ に対して点 $(2, 3)$ から引く接線など)、接線のうち1本は垂直な直線 $x = 2$ となります。このとき、立式した方程式からはもう1本の傾きしか出力されません。

答案作成時には、「直線が $x$ 軸に垂直でないとき($x \neq a$)」という前提を明記するか、図形を描いて事前に「$x = a$ が接線になるか否か」を目視確認する習慣が必須です。この確認ステップを怠ることが、大手模試で手痛い減点を食らう受験生共通の盲点です。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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