重機なしで抜ける?チェーンブロック抜根のやり方と危険な失敗例徹底解説

重機なしで抜ける?チェーンブロック抜根のやり方と危険な失敗例徹底解説についての真相をお届けします。

チェーンブロックの力だけに頼って無理やり根を引き抜こうとすると、器具の破損や思わぬ事故を招きます。力任せに引くのではなく、地中の根を段階的に切り離していく下準備こそが作業の成否を分けます。

ステップ1:根鉢周囲の掘削
幹から30〜50cmほど離れた位置をスコップやツルハシで同心円状に掘り進めます。まずは深さ30cm〜50cm程度まで土を取り除き、放射状に伸びる太い側根を完全に露出させます。

ステップ2:露出した側根の切断
見えた側根をノコギリやレシプロソー、あるいは専用の根切りチェーンソーで切断します。通常のチェーンソーを土の付いた根に使うと、刃が瞬時に摩耗して切れ味が落ちるだけでなくキックバックの危険があるため、土砂に強い超硬刃(カーバイドチェーン)を装備した専用工具を使うのが理想的です。

ステップ3:スリングベルトの結束
切り株の根元に、耐荷重2t以上のスリングベルト(繊維ベルト)を2重巻きにしてタスキ掛けでしっかりと締め込みます。ワイヤーを直接幹に巻くと滑りやすいため、幅広のベルトスリングを使用するのが安全です。

ステップ4:三脚設置と垂直牽引
株の真上に三脚の中心が来るようセットし、単管三脚ヘッドにチェーンブロックを吊り下げます。少しずつハンドチェーンを引いてテンションをかけ、木がミシミシと持ち上がり始めたら一度巻き上げを止めます。テンションがかかることで新たに地中で突っ張っている主根が見えてくるため、その根をノコギリ等で切断します。

「巻き上げ → 抵抗している根を切断 → さらに巻き上げ」というサイクルを繰り返すことで、無駄な負荷をかけずに巨大な根株を綺麗に掘り起こすことができます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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