えんどう豆とグリンピースの違いとは?同じ植物の真相と見分け方を徹底検証
えんどう豆とグリンピースの違いとは?同じ植物の真相と見分け方を徹底検証についての疑問解決ガイドをお届けします。
えんどう豆とグリンピースの違いとは?同じ植物の真相と見分け方を徹底検証とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
成長段階が異なると、食品としての栄養分類そのものが大きく様変わりします。サヤエンドウやグリンピースは水分が多くビタミン類が豊富な「野菜類」に分類されますが、完熟したえんどう豆はデンプンと植物性タンパク質が凝縮された「豆類(穀類に近い扱い)」へと変貌を遂げます。文部科学省の「日本食品標準成分表」の分析値をもとに、各成長段階における決定的な数値差をまとめました。
品目・成長段階エネルギー・糖質(100g中)タンパク質・食物繊維栄養特性と編集部の評価サヤエンドウ
(若サヤ期・生)エネルギー:36 kcal
糖質:4.5 gタンパク質:3.0 g
食物繊維:3.0 gビタミンC(60mg)やβ-カロテンが突出。低カロリーで抗酸化作用に優れた緑黄色野菜。グリンピース
(未熟豆期・生)エネルギー:93 kcal
糖質:7.7 gタンパク質:6.9 g
食物繊維:7.7 g野菜類トップクラスの不溶性食物繊維。代謝を促すビタミンB1が極めて豊富。青えんどう・乾燥
(完熟期・乾燥豆)エネルギー:352 kcal
糖質:45.3 gタンパク質:21.7 g
食物繊維:17.4 g水分が抜けて栄養が濃縮。畑の肉と呼ばれる大豆に匹敵するタンパク質源。スナップエンドウ
(サヤ・実兼用種)エネルギー:43 kcal
糖質:7.4 gタンパク質:2.9 g
食物繊維:2.5 g甘みが強くサヤごと食せる。ビタミンCと糖質のバランスが良く満足感が高い。
カロリーと糖質を比較すると、未熟豆であるグリンピースは100gあたり93kcalであるのに対し、完熟乾燥したえんどう豆は352kcalと約3.8倍に跳ね上がります。水分含有量が抜ける物理的な要因に加え、植物が次世代へのエネルギー貯蔵として種子内部にデンプンとタンパク質を蓄積するためです。ダイエット中で糖質制限を意識する場合はグリンピースやサヤエンドウを選び、長時間の運動に向けた持続的エネルギーや植物性タンパク質を補給したい局面では完熟えんどう豆を活用するのが理に適っています。