ラクトアイスとアイスミルクの決定的な違い!体に悪い噂の真相と選び方
ラクトアイスとアイスミルクの決定的な違い!体に悪い噂の真相と選び方に関する深掘り解説を詳しく解説いたします。
スーパーの特売コーナーで100円前後で山積みされているカップアイスの多くはラクトアイスです。なぜこれほどまでに安価で、しかも200mlを超えるような大容量を提供できるのでしょうか。その理由は、乳脂肪の代わりに植物油脂(パーム油、ヤシ油、菜種油など)を代替油脂として活用する製造構造にあります。
生乳から得られる純粋な乳脂肪(バターや生クリーム)は、酪農資材の高騰や飼料代の上昇に伴い取引価格が高止まりしています。乳脂肪分をたっぷり使ったアイスクリームは原料原価が跳ね上がりますが、植物油脂を用いれば原材料コストを大幅に抑制できます。
乳脂肪分がほとんど含まれないラクトアイスは、そのままでは水っぽく味気ない氷の塊になってしまいます。そこでメーカーは、植物油脂を乳化剤とともに細かく分散させ、空気を含ませる(オーバーラン)ことで、まるで生クリームのような滑らかさとコクを人工的に再現しています。高度な乳化技術と油脂ブレンドの賜物であり、日本の食品加工技術が生んだコストパフォーマンスの結晶といえます。