アリストランプ兵の謎を解剖!白バラを赤く塗る理由と知られざる裏設定
アリストランプ兵の謎を解剖!白バラを赤く塗る理由と知られざる裏設定の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
アリスが迷い込んだ美しい王室庭園で目撃した最も異様な光景、それが「白いバラを赤く塗り替えるトランプ兵たち」の姿です。ディズニー映画『ふしぎの国のアリス』の名曲「バラを赤く塗ろう(Painting the Roses Red)」の軽快なメロディとは裏腹に、その現場で行われていたのは文字通りの命がけの隠蔽工作でした。
事の発端は、庭師たちが犯した単純な手違いにあります。女王からは本来「赤いバラの木」を植えるよう厳命されていたにもかかわらず、庭師たちは誤って「白いバラの木」を植栽してしまいました。絶対君主として君臨するハートの女王は、極めて短気でヒステリックな性格であり、意に沿わない事態が起きれば即座に処刑を言い渡します。植え間違いが発覚すれば、待っている結末はただ一つ、「首をはねられること」でした。
そこで現場にいたトランプ兵たちは、女王が庭園に到着して視察を始める前に、白い花弁の一枚一枚に赤いペンキを塗りたくって誤魔化そうとしたのです。アリスに出会った兵士たちは震え声で事情を説明し、アリスもまた彼らの処刑を防ぐために筆を手に取って手伝うことになります。童話特有のコミカルなトーンで描かれてはいるものの、実態はミスを犯した現場労働者が処刑の恐怖から逃れるために必死で行った偽装業務そのものでした。