偽の警察官詐欺が急増!本物との見分け方と手帳偽装の手口を徹底解剖
偽の警察官詐欺が急増!本物との見分け方と手帳偽装の手口を徹底解剖に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
インターネット上の掲示板やSNSでは、「パトカーに乗っていなければ偽物」「発信者番号が警察署の番号なら本物」といった短絡的な見分け方が流布していますが、これらは現代の犯罪実態において極めて危険な誤解です。
発信者番号表示(ナンバーディスプレイ)の偽装は、国際電話回線や特殊な発信サーバー(スプーフィング技術)を介すことで容易に実行できます。スマートフォンの画面に「〇〇警察署」と実在の公的機関の電話番号が表示されていたとしても、それ自体が本物である証明にはなりません。犯行グループは警察署の代表番号をわざと表示させ、被害者を欺く工作を常套手段としています。
また、「制服を着ていないから偽物」「私服だから怪しい」という判断基準も当てになりません。警視庁や各警察本部の刑事課・生活安全課の捜査員は、日常業務の大半をスーツなどの私服で執務しています。逆に、フリマアプリや海外サイトで調達した精巧な類似警察制服を着用して戸別訪問を行う実行犯も過去に検挙されています。「身なり」や「着信番号」という視覚的・表層的な情報だけで真偽を判別しようとすること自体が、詐欺組織の術中に落ちる致命的な盲点です。