早稲田大学商学部の入試科目攻略|地歴・数学の差と得点調整の罠

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受験生が直面する最大の分水嶺が、「地歴・公民型」と「数学型」の二者択一です。ネット上や予備校の口コミでは「数学型のほうが倍率が半分近く、偏差値も低いため受かりやすい」という言説が飛び交っていますが、この言説には重大な前提条件が抜け落ちています。

近年の実質倍率の推移を見ると、地歴・公民型が7倍から8倍台後半で高止まりしているのに対し、数学型は4倍台から5倍台前半で推移しています。数字だけを見れば数学型が圧倒的に有利に映ります。しかし、数学型の志願者層を分解すると、その実態は「一橋大学経済学部・商学部」や「東京大学文科各類」「京都大学経済学部」を本命とする、ハイレベルな国公立大学志望の併願者が大半を占めています。

つまり、数学型は「倍率は低いが、ライバルの基礎学力レベルが極めて高い」という構造的特徴を持ちます。一方、地歴・公民型は私立文系専願の猛者が集うため母集団は膨大ですが、国公立組のような記述力や数学的思考力を持つ層ばかりではありません。暗記の徹底で逃げ切りを図る私文特化層同士の泥臭い消耗戦となります。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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