アメリカの夏休みは約3ヶ月で宿題なし?長い理由と共働き対策の実態

アメリカの夏休みは約3ヶ月で宿題なし?長い理由と共働き対策の実態についての最新情報をご紹介します。

「キャンプ代が高すぎるなら、家で留守番させておけばいいのではないか」と考えるのは禁物です。アメリカでは子どもの安全管理責任が法的に厳密に問われます。

アメリカの子どもの留守番に関する法律や州法は非常に厳格です。イリノイ州(14歳未満禁止)、メリーランド州(8歳未満禁止)、オレゴン州(10歳未満禁止)のように明確な法定年齢を定めている州もあれば、明確な年齢規定がなくても「児童ネグレクト(育児放棄)」として通報されれば、親が警察に拘束されたり児童保護局(CPS)の調査対象となったりします。

そのため、アメリカの小学校の夏休みの過ごし方において、子どもを1人で家に残す選択肢は事実上存在しません。アメリカ夏休みの親の仕事と共働き対策として現地家庭が行っている具体的な防衛策は以下の通りです。

1つ目は、「アメリカ夏休みのデイキャンプを学童保育代わりに週替わりで組み合わせる」手法です。第1週は近所のYMCA、第2週はアートスクール、第3週は大学主催のサイエンスキャンプといったように、エクセルで緻密なスプレッドシートを作成し、2月〜3月の受付開始と同時に申し込みを完了させます。

2つ目は、「夫婦交代での有給休暇取得と在宅勤務(リモートワーク)のシェア」です。パパが1週間休み、ママが翌週休み、合間に祖父母を呼ぶといったパズルを解くようなスケジュール管理が行われます。さらに、近隣の保護者同士で日替わりで子どもたちを預かり合う「プレイデート・カルテル」を組むことも珍しくありません。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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