地球から太陽までの距離は1.5億Km!新幹線の所要時間や冬が近い真相

地球から太陽までの距離は1.5億Km!新幹線の所要時間や冬が近い真相の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

「約1億5000万km」という数値を日常レベルの感覚に引き戻すために、身近な移動手段を使ったシミュレーションを行ってみましょう。不眠不休で走り続ける前提の仮想計算ですが、その結果は人間の寿命や文明のタイムスケールを軽々と凌駕します。

まず、人間が時速4kmで歩き続けた場合の徒歩での所要時間を算出してみます。1億4960万kmを時速4kmで割ると、所要時間は約3740万時間。日数にして約155万8000日、年数に換算するとなんと約4269年に達します。四大文明が発祥した古代から現代に至るまでの年月を丸ごと歩き続けて、ようやく太陽の表面に足を踏み入れる計算です。

日本の誇る高速鉄道である新幹線(時速300km)を走らせた場合、新幹線で行くと何年かかるのでしょうか。所要時間は約49万8666時間となり、休まず走り続けても約56.9年(約57年)を要します。20歳の若者が運転席に座り、太陽に到着する頃には77歳の後期高齢者になっている計算です。さらに飛行機で行く場合の所要時間(一般的なジェット旅客機の巡航速度・時速約900km)で試算しても、約16万6222時間、すなわち約19年という歳月を費やします。

一方で、宇宙最速の物理的限界である光の速さで何分かかるかといえば、答えは劇的に縮まります。光は1秒間に約30万km(地球を約7周半)進むため、太陽光が地球に届く時間は計算上約499秒(約8分19秒)となります。私たちが今肌で感じている日光は、8分あまり前に太陽の表面を放たれた光子たちなのです。

また、地球から月までの距離比較を行うと、宇宙の立体的な奥行きがより鮮明になります。地球から月までの距離は約38万4400kmであり、新幹線なら約53日、アポロ宇宙船や現代の月探査機なら片道3日〜4日程度、光ならわずか約1.3秒で到達します。太陽までの距離は、月までの距離の実に約390倍にも及びます。

移動手段・光速想定速度(時速/秒速)所要時間の試算データ編集部の見解・スケール感の評価徒歩時速4km約3740万時間(約4269年)人類の有史以前から歩き続けてようやく到達する果てしない時間新幹線(のぞみ等)時速300km約49万8666時間(約56.9年)人間の人生の大半を車内で過ごさなければたどり着けないジェット旅客機時速約900km約16万6222時間(約19.0年)生まれた赤ん坊が成人式を迎えるほどの歳月を要する光(光速)秒速約30万km約499秒(約8分19秒)宇宙最速でも「8分前の過去」を見ているという天文学のロマン【参考】月までの距離光速(秒速約30万km)約1.28秒(太陽の約390分の1)地球のすぐ隣にある月と比べ、太陽の隔たりがいかに巨大かを示す
佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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