千年の都コンスタンティノープルはなぜ陥落?難攻不落を破った驚愕の奇策

千年の都コンスタンティノープルはなぜ陥落?難攻不落を破った驚愕の奇策の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

コンスタンティノープルを語る上で欠かせないのが、陸側からの侵入を完璧に阻み続けたテオドシウスの城壁です。5世紀初頭、皇帝テオドシウス2世の時代に建設されたこの防壁は、当時の軍事技術の粋を集めた最高傑作でした。

その構造は、幅約20メートルの深い堀の後方に、前壁(外壁)と高さ12メートル・厚さ5メートルにも及ぶ巨大な大城壁(内壁)がそびえる三重防壁構造を採用。壁沿いには約50メートル間隔で強固な監視塔が配置され、死角のない射撃網が張り巡らされていました。さらに海側にも強固な防壁が敷かれ、金角湾の入り口には巨大な鉄の鎖が渡されて敵艦隊の進入を遮断していました。

アヴァール人、ペルシャ帝国、スラヴ人、そして強力なイスラム勢力のアラブ軍など、歴史上数々の軍勢がこの都市を包囲しましたが、秘密兵器「ギリシャの火(水上でも燃え盛る謎の火炎放射兵器)」と鉄壁の城壁を前にすべて撃退されました。「コンスタンティノープルは神に守られた不落の都である」という神話は、こうして1000年にわたり証明され続けたのです。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest