小式部内侍「大江山」品詞分解・現代語訳!定頼を圧倒した機知と助動詞
小式部内侍「大江山」品詞分解・現代語訳!定頼を圧倒した機知と助動詞の要点や背景をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
公立・私立高校の定期考査において、教員が確実に狙いを定める「頻出出題パターン」を厳選して解説します。テスト直前の総点検として活用してください。
問1:文法問題(助動詞の意味・活用形)
【問題】
下線部「丹後に下りけるほどに」および「まだふみもみず」の助動詞について、基本形・文法的意味・活用形をそれぞれ答えよ。
【正答】
・ける:基本形「けり」、文法的意味「過去」、活用形「連体形」
・ず:基本形「ず」、文法的意味「打消」、活用形「連用形」
【配点目安と解説】各2点(計4点)。「ける」は名詞「ほど」を修飾するため連体形。「ず」は体言止めに連なる連用形。活用表を完璧に書ける状態にしておくことが絶対条件です。
問2:重要古文単語と現代語訳
【問題】
本文中の「小式部内侍、歌詠みにとられて侍りけり」の「とられて」を現代語訳せよ。
【正答】
選ばれて(選出されて・採用されて)
【解説】動詞「る(取る)」には「選ぶ・採用する」の意味があります。これに受身の助動詞「る」の連用形「れ」が接続した形です。「捕らえられて」などと訳すと完全な誤訳になります。
問3:記述問題(掛詞の指摘と説明)
【問題】
和歌「大江山いく野の道の遠ければ まだふみもみず天の橋立」に含まれる掛詞を2つ挙げ、それぞれが掛けている2つの意味を簡潔に説明せよ。
【正答例】
①「いく野」:地名(歌枕)の「生野」と、動詞の「行く」を掛けている。
②「ふみ」:手紙を意味する「文」と、足を運んで歩くことを意味する動詞「踏み」を掛けている。
【採点基準】漢字表記(生野/行く、文/踏み)を正確に対比して書けているかで満点(6〜8点)を与えます。
問4:心情把握問題
【問題】
定頼中納言が小式部内侍の歌を聞いた後、返歌をせずに立ち去ったのはなぜか。「小式部内侍の和歌」「定頼の立場」の2点に触れて50字以内で説明せよ。
【正答例】
小式部内侍の即興歌があまりに完璧で反論できず、下手に返歌をすれば自らの恥の上塗りになると判断したため。(50字)