「七転八起」なぜ8回起きるのか?達磨の由来や七転八倒との違い
「七転八起」なぜ8回起きるのか?達磨の由来や七転八倒との違いに関するポイントを丁寧にまとめました。最新データをご覧ください。
日本語の表現において、頻繁に誤用が見られるのが「七転八起と七転八倒の違い」です。どちらも「七」と「八」が使われており、語感も似ていますが、その意味と文脈は完全に乖離しています。
七転八起の意味が「何度失敗しても屈することなく、勇気を持って立ち上がること」というポジティブな精神的再起を指すのに対し、「七転八倒(しちてんばっとう)」は「激しい苦痛や混乱によって、のたうち回ること」を意味します。肉体的な激痛や、精神的にパニックに陥って取り乱している無防備な様を指す極めてネガティブな表現です。
例えば、ビジネスの決算説明会や新規事業の報告で「新市場への参入にあたり、七転八倒しながら目標を達成しました」と発言してしまうと、「ただ混乱して苦しみ、もがいていた無秩序な状態」を告白することになり、プロフェッショナルとしての危機管理能力に疑義を抱かれかねません。正しくは「幾多の困難に直面しながらも、七転八起の気概で乗り越えました」と表現すべきです。