日活調布撮影所は見学できる?映画のまち調布の現在と歴史を徹底解剖
日活調布撮影所は見学できる?映画のまち調布の現在と歴史を徹底解剖の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
調布が「映画のまち」と呼ばれるようになった最大の契機は、多摩川の良質な水と広大な土地、都心からのアクセスの良さに着目した映画会社が撮影拠点を構えたことにあります。日活調布撮影所は、戦後の製作再開に伴い1954年(昭和29年)に開設されました。
昭和30年代の日本映画黄金期には、石原裕次郎主演の『狂った果実』『太陽の季節』、小林旭の『渡り鳥』シリーズ、赤木圭一郎のアクション映画、吉永小百合の『キューポラのある街』など、日本映画史に燦然と輝く名作がこの調布の地で次々と撮影されました。当時の関係者の手記や回顧録には、「撮影所の門前には毎日のように熱狂的なファンが押し寄せ、多摩川沿いのロケーションは常に撮影隊の熱気に包まれていた」と記されています。
平成から令和の時代に入っても、そのロケ実績は途切れることがありません。映画『シン・ゴジラ』をはじめとする特撮・実写大作、NHK大河ドラマや民放キー局の連続ドラマ、さらにはNetflix等のグローバル配信プラットフォーム向けオリジナル作品に至るまで、日活スタジオは日本の映像文化の心臓部として機能し続けています。