映画『泣きたい私は猫をかぶる』結末の真相・聖地や評判を徹底解説
映画『泣きたい私は猫をかぶる』結末の真相・聖地や評判を徹底解説の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが満載です。
主人公の「ムゲ」こと笹木美代は、家庭環境の複雑さや学校での居場所のなさに苦しみ、猫のお面を使って白猫「太郎」へと姿を変え、想いを寄せるクラスメイト・日之出賢人に会いに行っていました。しかし、ある出来事をきっかけに完全に人間を捨てる選択をしてしまい、猫の島へと連れ去られてしまいます。
物語の黒幕として立ちはだかるのが、巨大で不気味な猫店主です。猫店主の正体は、人間としての寿命や生きる気力を諦めた者たちから「人間の顔(寿命)」を買い取り、それを長生きしたい猫たちに売り捌く悪徳商人でした。ムゲの境遇につけ込み、彼女の人間としての顔を奪い去った張本人です。
クライマックスでは、ムゲの本心を知った日之出が彼女を救うために猫の島へと乗り込みます。かつて人間を捨てて猫になった先人たちの協力と日之出の必死の呼びかけによって、ムゲは「日之出と一緒に生きていきたい」という強い意志を取り戻します。二人は猫店主を退け、無事に人間の姿へと帰還。ラストシーンでは、互いに飾らない素直な想いを伝え合い、前を向いて歩き出す姿が描かれます。逃避ではなく「現実を受け入れ、自分の足で生きる」ことの尊さを提示した、極めて前向きなエンディングです。