柘植の剪定で枯れる原因とは?プロが教える刈り込みと透かしの極意

柘植の剪定で枯れる原因とは?プロが教える刈り込みと透かしの極意の背景について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

一般に「ツゲ」と総称される樹木には、ツゲ科の本柘植(ホンツゲ)や西洋ツゲ(ボックスウッド)のほか、全く別系統であるモチノキ科の「イヌツゲ」が混在しています。種類によって成長スピードや剪定への耐性が異なるため、自宅の木がどれに該当するかを把握することが手入れの第一歩です。

樹種名植物学的特徴・葉の並び剪定耐性と成長速度手入れ上の最重要注意点ホンツゲ(本柘植)ツゲ科。葉が向かい合って生える(対生)。光沢があり丸みを帯びる。成長は極めて緩やか。萌芽力は普通。一度崩れると修復に時間がかかる。深切りは厳禁。丁寧な透かし剪定で内部の日照を確保する。西洋ツゲ(スリランカ/ボックスウッド)ツゲ科。対生。冬場に葉が赤褐色・オレンジ色に変色するのが特徴。成長は比較的緩やか。洋風庭園のトピアリーや縁取りに多用される。冬の変色は紅葉であり枯死ではない。春の芽吹き前の剪定が理想。イヌツゲ(犬柘植)モチノキ科。葉が互い違いに生える(互生)。縁に微小な鋸歯がある。成長が早く、萌芽力が極めて強い。強い刈り込みにもよく耐える。イヌツゲの剪定方法は年2回の刈り込みが基本。放任すると枝が乱れやすい。

西洋ツゲとホンツゲの違いは冬場の葉色変化で見分けるのが確実です。また、造園で最も流通している「イヌツゲ」は枝に対して葉が交互に出る(互生)ため、茎を観察すれば一目で判別可能です。イヌツゲは強い刈り込みに耐えますが、本柘植は成長が遅いため、切りすぎると樹形回復に数年を要します。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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