レコード大賞の3連覇は歴代何組?偉業達成の真相と4連覇の壁
レコード大賞の3連覇は歴代何組?偉業達成の真相と4連覇の壁についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
女性アイドルグループの歴史において、AKB48と乃木坂46の2組はともに圧倒的な全盛期を築き、大賞2連覇を果たしながらも、3連覇の夢を寸前で砕かれました。当時の選考過程と現場の取材データから、彼女たちが偉業を逃した決定的な要因が浮かび上がります。
AKB48が3連覇を逃した2013年、彼女たちがエントリーしていたのは、今や国民的ダンスナンバーとして老若男女に親しまれている「恋するフォーチュンクッキー」でした。楽曲の知名度、カラオケランキング、YouTube再生回数のいずれをとっても当年ナンバーワンの社会現象であり、誰もが3連覇を疑いませんでした。しかし、栄冠を手にしたのはEXILEの「EXILE PRIDE」でした。
この選考の裏側には、同年限りでパフォーマーを勇退することを表明していたEXILEのリーダー・HIROに対する「功労賞」的な空気が審査員フロアを支配していたという事情があります。ミリオンセラーを連発するAKB48の「握手券商法」に対する一部審査員の心理的反発と、長年J-POPのダンスカルチャーを牽引してきたHIROへのリスペクトが交錯し、歴史的一票の差を生み出したのです。
乃木坂46が3連覇に挑んだ2019年も、残酷なコントラストを描きました。2017年「インフルエンサー」、2018年「シンクロニシティ」と女性グループとしての洗練された美しさを武器に連覇した乃木坂46は、2019年に「Sing Out!」でエントリーしました。しかし大賞を奪ったのは、小学生5人組ユニット・Foorinの「パプリカ」でした。
日本レコード大賞の根幹にある選考基準は「大衆の強い支持」です。「パプリカ」は米津玄師によるプロデュース、NHKの応援ソングという強力なバックボーンを持ち、日本全国の保育園や幼稚園、運動会で歌い踊られる文字通りの「国民的童謡」へと昇華していました。アイドルファンダムの熱狂を超えて、真に日本中のお茶の間に浸透していた「パプリカ」の前に、乃木坂46の3連覇は阻まれることとなったのです。