虹の色の順番は外側から何色?7色の覚え方と赤が一番上の理由を徹底解説
虹の色の順番は外側から何色?7色の覚え方と赤が一番上の理由を徹底解説の背景について、最新情報を基に徹底解説します。
ネット上の情報やSNSでは「虹は紫で終わる」と語られがちですが、物理光学の観点から見るとこれは完全な誤解です。人間の網膜(錐体細胞)が感知できる可視光線が赤から紫までであるに過ぎず、虹のアーチの外側と内側には「目に見えない光の虹」が広がっています。
具体的には、一番外側の赤色のさらに外側には「赤外線(Infrared)」が、一番内側の紫色のさらに内側には「紫外線(Ultraviolet)」の帯が存在しています。1800年、天文学者ウィリアム・ハーシェルは、虹状に分光した太陽光の赤色の外側に温度計を置いたところ、目に見える光の部分よりも温度が上昇することを発見し、赤外線の存在を実証しました。
また、特殊な気象条件では「色の順番が存在しない虹」も観測されます。霧の粒が非常に小さい(直径0.05mm以下)環境で発生する「白虹(霧虹 / フォグボウ)」は、光の屈折よりも回折(光が回り込む現象)が支配的になるため、すべての色が重なり合って真っ白なアーチを描きます。さらに、飛行機の上空から見下ろす場合や高山では、地上で地面に遮られていた下半分が見え、「360度完全な円形の虹」が出現します。