1998年4月8日、シングル「poker face」でデビューした彼女は、当初から完成されたスターだったわけではありません。女子高生のカリスマとして爆発的な支持を集める契機となったのは、1999年にリリースされた1stアルバム『A Song for ××』でした。当時のエイベックスの商業戦略と、彼女自身がノートに書き殴っていた剥き出しの言葉が合致した瞬間、時代が大きく動き始めました。
1999年の「Boys & Girls」、そして4曲入りマキシシングル「A」で自身初のミリオンセラーを達成。その後、2001年から2003年にかけて「Dearest」「Free & Easy」「No way to say」で日本レコード大賞を前人未到の3年連続受賞を果たし、社会現象としての全盛期を築き上げます。当時の音楽市場において、彼女の存在は単なるシンガーを超え、メイク、ネイル、ファッションに至るまで消費行動の頂点に君臨していました。