アメフトとラグビーの違いを徹底比較!防具の真相とルールを解剖

アメフトとラグビーの違いを徹底比較!防具の真相とルールを解剖にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

競技の面白さを決定づけているのが、ボールの前進方法と攻撃権のサイクルです。ここを理解するだけで、画面の向こうで何が起きているかが手にとるように理解できます。

アメフトの象徴がアメフトの前方パスルールです。スクリメージライン(プレー開始の基準線)の後方からであれば、1プレー中に1度だけ前方にボールを投げることが認められています。そして、このダイナミックな空中戦を支えているのがアメフトダウン制の仕組みです。

攻撃側には「4回の攻撃権(ファーストダウン〜フォースダウン)」が与えられ、その間に合計10ヤード(約9.14m)以上前進できれば、再び新しい4回の攻撃権を獲得できます。もし4回の攻撃で10ヤード進めなければ、その場で攻守が交代してしまうため、監督や司令塔(クォーターバック=QB)は毎プレーごとに綿密な作戦(プレイコール)を指示し、一度プレーが止まって陣形を組み直します。アメフトが「実写版のチェス」と呼ばれる所以です。

対照的にラグビーでは、手でボールを前方に投げる行為はラグビーのスローフォワードという重い反則になります。前進する手段は「ボールを持って走る」か「足で前方に蹴る(キック)」しかありません。ボールを持った選手が倒されても試合は止まらず、密集(ラックやモール)を作ってボールを後方の味方へと繋ぎ続けます。途切れることのない流動的な展開と、味方を信じて身を投げ出す「ボール継続の美学」がラグビーの醍醐味です。

また、アメフトとラグビーの得点方法の違いにも注目すべき差があります。ラグビーの「トライ(5点)」は相手インゴール内にボールをグラウンディング(地面に手で押さえて接地)させなければ認められません。しかし、アメフトの「タッチダウン(6点)」はボールの一部がエンドゾーンの境界線を空中でわずか1ミリでも横切れば(プレーンを越えれば)その瞬間に成立します。こうした細部のルールの違いが、ゴール前での緊迫した攻防の形を際立たせています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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