手足口病は新生児にうつる?上の子の感染対策と重症化サイン・受診目安
手足口病は新生児にうつる?上の子の感染対策と重症化サイン・受診目安について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。
Q1:手足口病の潜伏期間中に上の子と新生児が同じ空間で接触していました。今からできる対処法はありますか?
A1:すでに曝露してしまった可能性はありますが、体内に侵入するウイルスの総量(ウイルス量)を抑えることが発症リスクや重症化の軽減につながります。接触が判明した時点から速やかに部屋を分け、換気を強化し、こまめな手洗いを開始してください。また、今後3〜7日間は新生児の体温測定を朝夕行い、哺乳量や機嫌の変化を厳重にモニタリングしてください。
Q2:市販のアルコール除菌スプレーは手足口病の消毒に使えますか?
A2:手足口病の原因であるエンテロウイルスやコクサッキーウイルスは「ノンエンベロープウイルス」に分類され、一般的なエタノール消毒液が効きにくい性質を持っています。流水と石鹸による30秒以上の手洗いでウイルスを物理的に洗い流すことが最も有効です。家具やドアノブの消毒には、市販の塩素系漂白剤を水で薄めた次亜塩素酸ナトリウム液(約0.05%)を使用してください。
Q3:新生児に発疹はないものの、熱だけが38.5℃あります。様子見しても大丈夫ですか?
A3:絶対に様子見をしてはいけません。生後28日未満の新生児における38℃以上の発熱は、原因が手足口病かどうかにかかわらず、小児科領域において緊急精査が必要なサインです。皮疹が出ないまま中枢神経系合併症(髄膜炎など)が先行している可能性もあるため、夜間であっても迷わず救急外来を受診してください。