蝦夷は現在のどこ?東北から北海道までの歴史とアイヌの真相
蝦夷は現在のどこ?東北から北海道までの歴史とアイヌの真相に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
Q1:歴史の授業で出てくる「蝦夷地」と「蝦夷」の違いは何ですか?
A1:「蝦夷(えみし/えぞ)」は主に人々やその勢力を指す言葉であり、「蝦夷地(えぞち)」はその人々が暮らす土地(主に中世〜近世における北海道・樺太・千島列島)を指す地域名です。ただし、古代史料では土地そのものを「蝦夷」と表記する場合もあります。
Q2:東北地方の人はみんな蝦夷の子孫なのですか?
A2:東北地方の住民だけが特異な子孫というわけではありません。日本列島の住民は基本的に縄文人と渡来系弥生人の混血によって形成されており、東北地方や北海道の人々は縄文系の遺伝的要素をより色濃く受け継いでいることがゲノム解析で分かっています。また、古代に「俘囚」として東北から全国各地へ移住させられた蝦夷も多いため、現代の日本人の多くにその血筋は広く受け継がれています。
Q3:北海道が「蝦夷」と呼ばれなくなったのはいつからですか?
A3:明治2年(1869年)8月15日、明治政府の太政官布告によって「蝦夷地」を「北海道」と改称した時からです。幕末の探検家・松浦武四郎がアイヌの人々から聞いた「カイ(この土地に生まれた者)」という言葉をもとに提案した「北加伊道」が命名の基になりました。