乗り物酔いにコーラはなぜ効く?吐き気を鎮める医学的理由と真相

乗り物酔いにコーラはなぜ効く?吐き気を鎮める医学的理由と真相についての真相をお届けします。

車や船に揺られることで生じる「乗り物酔い」は、内耳にある三半規管からの情報と目から入る視覚情報が脳内で食い違い、自律神経が過剰なパニック状態に陥ることで引き起こされます。自律神経が乱れると胃の蠕動(ぜんどう)運動が狂い、吐き気や冷や汗、胃のむかつきが発生します。

コーラがこの不快な症状を素早く抑え込む背景には、計算されたかのような3つの成分の相乗効果があります。

まず1つ目が「適度な炭酸(炭酸ガス)」です。炭酸が胃の粘膜を刺激すると、胃壁の知覚神経が刺激されて胃の痙攣や不規則な逆蠕動が落ち着き、胃の緊張が緩みます。また、胃の中に溜まったガスを排出しやすくなることで、胃の圧迫感が和らぐ効果があります。

2つ目は「ブドウ糖・果糖による血糖値の上昇」です。乗り物酔いの初期段階では、ストレスや緊張から一時的な低血糖状態に陥りやすく、これが脳の疲労と吐き気を助長します。コーラに含まれる糖分は極めて吸収が早く、脳のエネルギー源となって中枢神経を安定させ、吐き気シグナルを鎮静化させます。

3つ目が「カフェイン」の覚醒作用です。カフェインには内耳の血流を改善し、脳幹の嘔吐中枢の興奮を抑える働きがあります。乗り物酔い特有の「頭がボーッとする感覚」を覚醒させ、感覚のズレによる脳の混乱をリセットするサポートをしてくれます。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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