年商10億の社長年収はいくら?「意外と少ない」噂の真実と手取り額
年商10億の社長年収はいくら?「意外と少ない」噂の真実と手取り額について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。
役員報酬を高額に設定した社長の前に立ちはだかるのが、日本の急激な累進課税制度です。所得税の最高税率は45%、住民税10%を加えると最大55%に達し、さらに厚生年金や健康保険などの社会保険料負担が重くのしかかります。
実際に役員報酬の額面から引かれる税金と社長年収の手取り額シミュレーション(扶養親族なし、一般的な控除を適用した場合)を確認してみます。
・年収2,000万円の場合:所得税・住民税・社会保険料の合計 約750万円 → 年間手取り額 約1,250万円(手取り率 約62.5%)
・年収3,000万円の場合:所得税・住民税・社会保険料の合計 約1,280万円 → 年間手取り額 約1,720万円(手取り率 約57.3%)
・年収5,000万円の場合:所得税・住民税・社会保険料の合計 約2,380万円 → 年間手取り額 約2,620万円(手取り率 約52.4%)
・年収1億円の場合:所得税・住民税・社会保険料の合計 約5,250万円 → 年間手取り額 約4,750万円(手取り率 約47.5%)
年収3,000万円を受け取っても、約4割強が公租公課として差し引かれ、手元に残るのは1,700万円台前半です。年収5,000万円を超えると手取り率はほぼ半減します。「額面上の数字ほど贅沢はできない」と社長たちが口を揃える最大の理由は、この強烈な税金構造にあります。