秘湯「天狗の湯」の真相に迫る!混浴・泉質と日帰り入浴の最新利用術

今注目を集めている 秘湯「天狗の湯」の真相に迫る!混浴・泉質と日帰り入浴の最新利用術について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

全国に点在する「天狗の湯」という屋号は、古くから修験道の山伏や天狗伝説が残る山深い霊地に由来することが大半です。その中でも別格の知名度と歴史を誇るのが、那須の「北温泉旅館」と信州の「天狗温泉 浅間山荘」です。

1. 映画の舞台にもなった木造文化遺産|那須・北温泉旅館

栃木県那須郡に佇む北温泉旅館は、開湯からおよそ1200年の歴史を紡ぐ古湯です。山岳信仰の霊山として名高い那須岳の東麓に位置し、かつて天狗が自ら湯を湧き出させ、湯浴みをしたという伝説が語り継がれています。 名物風呂「天狗の湯」の引き戸を開けると、薄暗い湯屋の中に立ち込める湯煙の向こうから、壁一面に掲げられた幅2メートルを超える巨大な木彫り天狗面が訪れる者を圧倒します。江戸・明治・昭和と増改築を重ねた木造3階建ての建物は、映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地としても脚光を浴びました。床や梁のきしむ音、自家源泉がドバドバと掛け流される水音に包まれる時間は、現代において極めて貴重な文化体験と言えます。

2. 褐色の濃厚鉱泉が湧く山麓の宿|天狗温泉 浅間山荘

一方、長野県小諸市、標高1,400メートルを超える浅間山登山口に構えるのが天狗温泉 浅間山荘です。こちらの天狗の湯は、湯口から注がれる瞬間に空気に触れて劇的に酸化する「奇跡の赤い湯」として知られます。 古くから「天狗が入って湯が赤くなった」と伝承されるこの湯は、微細な湯の花が舞う鉄分高含有の冷鉱泉を加温したもの。登山口の拠点でありながら、赤褐色の濃厚なにごり湯を求めて全国から泉質重視の温泉ファンが集まる聖地となっています。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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