司馬光が19年捧げた『資治通鑑』の真実!王安石との対立と帝王学
司馬光が19年捧げた『資治通鑑』の真実!王安石との対立と帝王学の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
『資治通鑑』が扱う範囲は、周の威烈王23年(紀元前403年)の「三晋(韓・魏・趙)の分立」から、宋建国の直前である後周の顕徳6年(959年)に至るまで、16の王朝・1362年間に及ぶ膨大な歴史です。
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なぜ司馬光は、神話時代や漢王朝の成立ではなく「三晋の分立」から筆を起こしたのか。そこには、「周王が家臣の身分秩序を崩したことこそが乱世の始まりである」という司馬光の一貫した大義名分論が反映されています。
本書は戦国時代から秦・漢、三国志の群雄割拠、南北朝、隋・唐の興亡、そして五代十国の混迷に至るまでを時系列で網羅。各時代の政変、軍事作戦、財政政策の成否を克明に追跡し、国家が勃興し滅亡に至る因果関係を浮き彫りにしています。司馬光自身の論評である「臣光曰く」のパートでは、為政者が犯した過失の本質が鋭く突かれています。