クレイジージャーニーはやばい?打ち切り理由と歴代神回・現在を総力検証
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番組が「やばい」とネガティブな文脈で語られる最大の契機となったのが、2019年9月に発生した番組の一時打ち切り事態です。深夜番組として異例のDVDセールスを記録し、ギャラクシー賞をはじめ数々の栄冠を手にした人気番組が一転、地上波から姿を消すことになった引き金は、同年8月放送の2時間スペシャルにおける不適切な演出でした。
問題となったのは、静岡大学の教育学部講師(当時)であり「爬虫類ハンター」として絶大な人気を誇っていた加藤英明氏がメキシコで新種や珍種を捜索する企画です。放送内で加藤氏が現場で捕獲したとされた希少生物6種のうち、ヘルメットイグアナなど実に4種が、現地のロケコーディネーターによって事前に捕獲され、岩場や木の隙間に意図的に配置された個体であった事実が局の内部調査によって判明しました。
TBSが発表した調査報告書およびBPO(放送倫理・番組向上機構)放送倫理検証委員会の意見書によると、過酷なスケジュールの中で「加藤氏が目当ての生物を捕獲できないリスク」を過度に恐れた現場ディレクターが暴走し、コーディネーターに事前捕獲を依頼していた実態が浮き彫りになりました。委員会は最終的に「客観的・ドキュメンタリー的な体裁を装いながら事実を歪曲した」として放送倫理違反があったと認定。番組は無期限の放送休止を経て、そのまま事実上の打ち切りへと追い込まれました。
ここで特筆すべきは、爬虫類ハンターである加藤英明氏自身はこの事前準備を全く知らされていなかったという点です。加藤氏は純粋な情熱と驚異的な動体視力で野山を駆け回っていたに過ぎず、専門家の情熱を制作側の欺瞞が裏切る形となった構図こそが、視聴者に「裏切られた」「スタッフの焦りがやばい」という強い失望と怒りを抱かせた核心でした。