犬が白目をむいて寝るのはなぜ?瞬膜の仕組みと危険な病気のサイン

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白目をむいて眠る愛犬を観察していると、手足を小刻みにバタつかせたり、「クゥーン」と寝言を漏らしたり、大きないびきをかいたりする姿がよく見られます。

犬の睡眠サイクルは、人間と同様に「浅い眠り(レム睡眠)」と「深い眠り(ノンレム睡眠)」で構成されています。ただし、野生時代の名残で外敵から身を守る必要があった犬は、睡眠全体の約80%をレム睡眠が占めています。

レム睡眠の最中、犬の脳内では日中に得た記憶の整理が行われており、まさに「夢を見ている」真っ只中です。この段階では大脳が活発に活動しているため、眼球が小刻みに動く急速眼球運動(REM)が起きると同時に、四肢や口元の筋肉がピクピクと反射的に反応します。同時に骨格筋全体の緊張は完全に解けているため、まぶたが半開きになり、瞬膜がせり出した状態で眼球が動くという独特の表情が完成します。

さらに、喉や気道周辺の筋肉も脱力するため、軟口蓋(喉の奥の柔らかい組織)が呼吸によって振動し、いびきが発生しやすくなります。特にパグやフレンチブルドッグ、シー・ズーといった短頭種では気道構造上いびきをかきやすい傾向がありますが、規則的な呼吸リズムが保たれていれば過度な心配は無用です。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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