モバイルバッテリー発火の真因|Pseマークの罠と安全な選び方

モバイルバッテリー発火の真因|Pseマークの罠と安全な選び方の特集記事を解説します。最新トレンドが詰まっています。

旅行や出張の機会が増える中で厳格化されているのが、航空機内への持ち込み制限です。国際民間航空機関(ICAO)および国土交通省の航空危険物輸送基準により、リチウムイオンバッテリーは「預け入れ荷物(スーツケースに入れて貨物室に預けること)が全面禁止」となっています。貨物室で発熱・発火した場合、初期消火が不可能となり墜落事故に直結するためです。

手荷物として機内に持ち込む際の明確な容量制限基準は以下の通り定められています。

  • 100Wh以下(約27,000mAh以下):個数制限なし(または航空会社規定による常識的範囲)で機内持ち込み可能。市販のスマホ用バッテリーの9割以上が該当します。
  • 100Wh超〜160Wh以下(約27,000mAh〜43,000mAh):最大2個まで機内持ち込み可能(航空会社の事前承認が必要な場合あり)。ノートPC向けの超大容量モデルが該当します。
  • 160Wh超(約43,000mAh超):機内持ち込み・預け入れともに完全不可。ポータブル電源などが該当します。

日常の使用において発火事故をゼロに近づけるためには、物理的環境への配慮が欠かせません。直射日光の当たる真夏のダッシュボードや閉め切った車内への放置は厳禁です。車内温度が70度近くに達すると熱暴走のトリガーが容易に引かれます。また、就寝中に布団やクッションの上に置いたまま充電する行為も、熱がこもり放熱が妨げられるため避ける必要があります。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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