エイベックスはやばい?業績悪化と退所ドミノの真相【2026年最新】
エイベックスはやばい?業績悪化と退所ドミノの真相【2026年最新】とはどのようなものなのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。
なぜここまで「エイベックスはやばい」という言説が定着してしまったのか。その引き金となったのは、単一の失敗ではなく、世間の耳目を集めるショッキングな出来事が短期間に連続して発生したことにある。主な要因は大きく4つに集約される。
第1の火種は、2026年12月に発表された旧南青山本社ビルの売却だ。エイベックスの栄華を象徴する地上18階・地下2階のハイテクビルを手放したニュースは、一般層に「自社ビルすら維持できないほど困窮している」という強烈な印象を植え付けた。後述するように、これはセール・アンド・リースバックによる資産効率化策だったが、ビジュアル的なインパクトの大きさから「倒産の予兆」として語り継がれる結果となった。
第2の火種は、所属タレント・看板アーティストの退所ドミノである。平成の歌姫・安室奈美恵の引退という巨大な節目を皮切りに、国民的人気グループAAAの活動休止、西島隆弘(Nissy)やSKY-HI(日高光啓)をはじめとする主力メンバーの独立や独自レーベル設立、さらに長年屋台骨を支えてきたタレントやクリエイターの離脱が相次いだ。「誰も残らないのではないか」というファンの不安が、企業イメージの毀損に直結した。
第3の火種は、コロナ禍による壊滅的な赤字転落と希望退職の募集だ。同社の収益の柱であった大型スタジアムライブやフェス(a-nationなど)が軒並み中止に追い込まれ、2026年3月期には約128億円という衝撃的な営業赤字を計上。全社員の約1割にあたる100名規模の希望退職を実施したことで、業界内外に「経営の根幹が揺らいでいる」との警戒感が一気に広がった。
第4の火種が、松浦勝人会長による公の場やSNSでの言動である。YouTube生配信やSNS上での赤裸々すぎる業界裏話の暴露、他社アーティストや女性蔑視とも受け取られかねない奔放な発言は、幾度となくネット炎上を引き起こした。東証プライム上場企業のトップとしてのガバナンスを疑問視する声が投資家や一般ユーザーの間で噴出し、ブランドイメージに少なからぬ影を落とし続けている。