琴ノ若から琴櫻へ!大関昇進と改名理由の真相・最新成績全網羅
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角界における名門の歴史を語る上で、琴ノ若の家系図は比類なき重みを持ちます。母方の祖父が「猛牛」の異名で知られた第53代横綱・初代琴櫻、父親が端正な顔立ちと吊り出しの得意技で人気を博した元関脇・初代琴ノ若(現・13代佐渡ヶ嶽親方)、そして母は初代琴櫻の長女である真寿美さんです。まさに佐渡ヶ嶽部屋の血統と歴史を一身に背負う存在として生を受けました。
本名・鎌谷将且(かまたに・まさかつ)のプロフィールを紐解くと、千葉県松戸市出身、1997年11月19日生まれ。幼少期から部屋の力士たちに囲まれて育ち、柏相撲少年団を経て、埼玉栄高校相撲部へ進学しました。同校では主将を務め、高校総体団体優勝を果たすなど実力で全国トップクラスの実績を築き上げました。「親方の息子」という色眼鏡で見られることを極端に嫌い、高校相撲の名門で自らを極限まで追い込む道を選んだ背景には、幼心に感じていた看板の重圧がありました。
琴ノ若 父親 佐渡ヶ嶽親方との関係性は、単なる親子を超えた厳格な師弟関係そのものです。入門時、父からは「部屋に入ったら親子ではない。師匠と弟子だ」と言い渡され、他の力士と一切の区別なく大部屋での生活や雑用をこなしました。公の場で見せた父の厳格な眼差しと、稽古場で泥だらけになる息子の姿は、甘えを許さない相撲道の厳しさを象徴していました。祖父から譲り受けた頑丈な骨格と腰の重さ、父から学んだ柔らかい立ち合いと四つ身の技術が融合し、現代屈指の大型本格派力士が完成したのです。