米津玄師の原点「ハチ」伝説のボカロ名曲と活動休止の真相に迫る
米津玄師の原点「ハチ」伝説のボカロ名曲と活動休止の真相に迫るの基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
米津玄師がニコニコ動画に「ハチ」として楽曲投稿をスタートさせたのは2009年5月のことでした。当時18歳だった彼は、作詞・作曲・編曲のみならず、独特のタッチで描かれる退廃的で中毒性の高いイラストやアニメーション動画までをすべて単独で制作する完全無欠のDIYスタイルでシーンに現れました。
初期の『お姫様は電子音で眠る』などから頭角を現し、ハチの名を一躍シーンの主役に押し上げたのが同年リリースの『結ンデ開イテ羅刹ト骸』です。和風テイストと不穏な狂気が交錯するダークロックは、当時のVOCALOID界隈に強烈なカウンターを食らわせ、自身初の100万回再生(VOCALOID殿堂入り・伝説入り)を記録。米津玄師のボカロPとしての経歴は、既存の枠組みを壊す鮮烈な衝撃とともに幕を開けました。
緻密に計算された不協和音、変拍子を取り入れたトリッキーなリズム構成、そして文学的でどこか影のある詞世界。これらはのちのJ-POPシーンで発揮される唯一無二のメロディセンスの礎となっています。