銀歯がかっこいいと再評価?グリルズ流行とY2Kの真相
銀歯がかっこいいと再評価?グリルズ流行とY2Kの真相について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。
長らく日本では「銀歯=治療跡が目立って恥ずかしいもの」というネガティブな評価が一般的でした。この定説を覆した最大の要因は、ストリートカルチャーとハイファッションの完全な融合にあります。
発端となったのは、欧米のヒップホップシーンで権威の象徴とされてきた「グリルズ(Grillz)」と呼ばれる歯の装飾具です。エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)やファレル・ウィリアムス、ビリー・アイリッシュといった世界的人気アーティストが、ゴールドだけでなくシルバーやプラチナのクールなメタルキャップを着用。これが2000年代初頭のサイバー感や近未来感を再解釈する「銀歯 Y2K カルチャー」の潮流と共鳴しました。
国内でもBAD HOPのメンバーやAwichなどのヒップホップアーティストをはじめ、独自のスタイルを貫く表現者が口元にシルバーのアクセントを取り入れたことで、若年層の認識が「治療の痕跡」から「エッジの効いたアクセサリー」へと一変したのです。