猫っ毛とは?剛毛・軟毛との違いと夕方のペタンコ髪を防ぐプロの改善策
猫っ毛とは?剛毛・軟毛との違いと夕方のペタンコ髪を防ぐプロの改善策についての真相をお届けします。
インターネット上のヘアケア情報には、猫っ毛にとって命取りとなる誤解が溢れています。最大の盲点は「ダメージケア=油分による密着保湿」という固定観念です。
剛毛であればパサつきを抑えるために植物性オイルや重厚なシアバターが威力を発揮します。しかし、キューティクルが薄く自立力のない猫っ毛に重い油脂を塗布すると、油分が毛髪の表面に留まり続け、空気中の湿気と混ざり合ってペタンコ化の引き金になります。特に市販トリートメントに多く含まれる高重合シリコーンやカチオン界面活性剤を根元付近まで塗り込む行為は、毛穴を塞ぎボリュームを奪う最悪の悪手です。
知っておくべきは、猫っ毛に必要なのは「油分(しっとり感)」ではなく「タンパク質の骨組み(ハリ・コシ)」であるという事実です。内部のコルテックス密度が低い猫っ毛には、分子量の小さい加水分解ケラチンを浸透させて芯を太く見せる補修が不可欠であり、表面を油膜で覆い隠す処方とは明確にアプローチが異なります。