音割れポッターの元ネタと流行の真相|爆音ミームの誕生経緯と著作権
音割れポッターの元ネタと流行の真相|爆音ミームの誕生経緯と著作権を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
「音割れポッター」という強烈なコンテンツの骨格は、単一のクリエイターによる思いつきではなく、国境を越えたネットミームの交差によって形作られました。音割れポッターの元ネタとなった源流を遡ると、2015年から2016年頃の海外インターネット(VineやYouTube、Redditなど)で流行していた「Ear Rape(耳レイプ=極度の大音量・音割れ加工)」カルチャーに行き着きます。
当時、海外では映画『ハリー・ポッター』シリーズのワンシーンや宣伝用スチールを加工し、顔を左右対称(シンメトリー)にしたハリー・ポッターが不気味に動き回るショートクリップ(通称「Loud Harry」など)が複数共有されていました。これが日本国内に持ち込まれ、独自の進化を遂げる契機となったのが2018年春頃のニコニコ動画です。
動画編集者が合成しやすいように背景を単色化した「音割れポッターBB(ブルーバック・グリーンバック素材)」が有志によってニコニコ動画に投稿されると、職人と呼ばれるMADクリエイターたちが一斉に反応。映像素材としての切り抜きやすさと、インパクト抜群の音響ギミックがクリエイターの創作意欲を刺激し、わずか数ヶ月の間に「音割れイルミナティBB」「音割れハリーBB.ussr」など多彩な派生タグが乱立しました。ニコニコ動画内の関連タグ動画は累計940本以上に達し、一過性のネタにとどまらない一大ジャンルを確立したのです。