無期雇用派遣と正社員の違いは?後悔の落とし穴と年収の真相【2026】

無期雇用派遣と正社員の違いは?後悔の落とし穴と年収の真相【2026】の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

「無期雇用派遣」と一般的な「正社員」の最大の違いは、雇用契約を結ぶ相手と実際に指示を受けて働く現場が分離している点にあります。一般的な正社員は、自社のために働き、自社の業績や個人の成果に応じて評価され、社内での昇進ルートを歩みます。一方、無期雇用派遣は派遣会社(派遣元)と期間の定めのない雇用契約を結びますが、配属されるのは派遣先企業です。

求人広告上では「派遣元の正社員募集」と打ち出されるケースが多いため、就労者が「配属先の社員と同じような立場で働ける」と誤認して入社し、現場に入った初日に疎外感を味わうケースが後を絶ちません。現場での指揮命令は派遣先の上長から受けますが、評価や昇給の権限を持つのは派遣先の現場担当者ではなく、現場の実態を細かく把握していない派遣元の営業担当者です。この二重構造こそが、「正社員雇用と聞いていたのに、現場ではただの派遣扱いだった」と失望する根本原因です。

また、有期雇用の「登録型派遣」との違いについても整理が必要です。登録型派遣は派遣先が決まっている期間だけ雇用契約が結ばれるため、派遣契約が終了すれば即座に無給状態となります。これに対し、無期雇用派遣は派遣契約が切れても雇用関係が継続し、次期プロジェクトが決まるまでの間も給与が保障される点が大きな利点とされます。しかし、その安定性と引き換えに、勤務地の限定が難しくなったり、意に沿わない配属先への異動命令を断りにくくなったりするという、労働者側の自由度の低下というトレードオフが生じます。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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