魔女の宅急便のモデル街はどこ?公式ロケ地とクロアチア説の真相を解明

魔女の宅急便のモデル街はどこ?公式ロケ地とクロアチア説の真相を解明について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。

物語の重要な舞台となる、おソノさんの「グーチョキパン店」と、クライマックスで飛行船が引っかかる巨大な「時計台」。これらの建造物にも、長年語り継がれるモデルが存在します。

時計台の意匠:ストックホルム市庁舎と大聖堂の融合

キキが街に到着した際、ジジとともに見上げる巨大な時計台。このデザインの中核を担ったとされるのが、ストックホルム市庁舎の塔です。メーラレン湖のほとりにそびえ立つ赤レンガ造りの市庁舎は、高さ106メートルの塔を持ち、頂上からはストックホルムの街並みを一望できます。さらに、ガムラスタンにあるストックホルム大聖堂(大教会)の時計盤や塔のディテールを掛け合わせることで、アニメーションならではの重厚かつシンボリックなランドマークへと昇華させました。

オーストラリア「ロス・ベーカリー」の逸話

ファンの間でグーチョキパン店のモデルとして世界的に有名なのが、オーストラリア・タスマニア州の小さな村ロスにある「ロス・ベーカリー(Ross Village Bakery)」です。伝統的な薪窯を使い続けるこのパン屋には、劇中と酷似したグリーンの看板や、キキが間借りしていた屋根裏部屋のような小部屋が存在し、宿泊施設としても開放されています。店主自身も大のジブリ好きとして知られ、世界中からファンが訪れる名所となっていますが、こちらも映画公開後にファンによって見出された「公認の聖地巡礼地」であり、1988年の制作初期にジブリが取材に赴いた場所ではありません。

国内で世界観を味わう:小豆島オリーブ公園の実写ロケ地

海外渡航が難しいファンの間で定番の目的地となっているのが、香川県にある道の駅 小豆島オリーブ公園です。2014年に公開された実写版映画『魔女の宅急便』(清水崇監督)において、実際に撮影で使用されたパン屋のセットが公園内に移築され、現在はハーブショップ「コリコ」として営業を続けています。瀬戸内海の穏やかな海とオリーブ畑、そして無料貸出されている「魔法のほうき」にまたがって跳び上がる写真は、SNSを中心に不動の人気を獲得しています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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