耳垢をごっそり取る方法の真相|耳鼻科医が警告する危険と最新正解ケア

耳垢をごっそり取る方法の真相|耳鼻科医が警告する危険と最新正解ケアの具体的なやり方を丁寧にステップ解説します。初心者から上級者まで必見の内容です。

家庭内で特に注意を払わなければならないのが、小さな子どもの耳掃除です。「子どもの耳を覗いたら大きな耳垢が見えて気になって仕方がない」と、ピンセットで引き抜こうとする保護者が多く見られます。しかし、子供耳垢安全な取り方の基本原則は、「家庭で奥の耳垢を取ろうとしないこと」です。

小児の外耳道は大人の半分以下の太さしかなく、鼓膜までの距離も極めて短いうえ、大人よりも複雑に曲がっています。さらに子どもは、処置の最中に突然首を振ったり、くしゃみをしたり、驚いて泣き叫んだりします。大人が細心の注意を払っていたとしても、手元が狂って鼓膜を直撃し、小児難聴という取り返しのつかない後遺症を残す事故が毎年後を絶ちません。

子どもの耳垢が目立つ場合は、耳の入口付近に落ちてきたものだけをベビー綿棒で優しく拭き取る程度にとどめ、奥の塊は半年に1回程度のペースで小児科や耳鼻科の定期健診時に取ってもらうのが最も賢明な判断です。小児科や耳鼻科の医師は、動く子どもの頭部を安全に固定するプロフェッショナルであり、専用の極細器具を用いてわずか数秒で安全に除去してくれます。

また、大人であっても知っておくべきは耳掃除頻度の真相です。「毎日お風呂上がりに綿棒を使うのがエチケット」と思い込んでいる人が多いですが、これは明確な誤りです。耳掃除の正しい頻度は「月に1回、多くても2回程度」で十分です。頻繁に耳掃除を行うと、皮膚を守っている弱酸性の脂肪酸皮脂膜が削り取られ、乾燥やかゆみを引き起こします。そのかゆみを紛らわせるために再び耳をほじるという悪循環に陥り、「外耳道湿疹」やカビが生える「外耳道真菌症」を発症するリスクが跳ね上がります。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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