中心静脈圧(Cvp)の基準値・異常値を看護師が徹底解説

中心静脈圧(Cvp)の基準値・異常値を看護師が徹底解説を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

正確なCVP測定を行うためには、中心静脈カテーテル(CVC)の適切な留置と、測定回路の厳密なキャリブレーション(ゼロ点校正)が前提となります。

中心静脈カテーテルの主な挿入部位には以下の3カ所があります。

  • 内頸静脈:解剖学的に直線的で留置しやすく、気胸のリスクが鎖骨下に比べて低い。第一選択となることが多い。
  • 鎖骨下静脈:患者の頸部可動域を制限せず、カテーテル関連血流感染症(CLABSI)のリスクが比較的低いが、気胸の偶発症に注意を要する。
  • 大腿静脈:緊急時や上大静脈系のアプローチが困難な場合に選択されるが、感染および深部静脈血栓症(DVT)のリスクが高まる。

CVP測定方法における最重要ポイントは、トランスデューサーのゼロ点設定です。患者を仰臥位にし、右心房の高さに相当する「第4肋間・腋窩中線(前額断と水平断の交点)」にトランスデューサーの基準位置を合わせます。患者の体位を変更した際は、その都度ゼロ点を合わせ直さなければ、数cmH2O単位の測定誤差が生じ、治療方針の誤認につながるため細心の注意を払いましょう。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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